マリインスキー・バレエ「オールスター・ガラ」12・10 |
◆東京文化会館(上野)夜景
まるで夢の世界に迷い込んだ感じであった。
マリインスキー・バレエの「白鳥の湖」「眠れる森の美女」に続き、どうしても観たくなりガラのチケット取った。初めて「ガラ」を観てみて、とても良かったと思えるのは、それぞれの踊り手の個性がより分かったことだった。と同時に、表現力の豊かさ、ダンサーの格のようなものが非常によく見えた気がした。
ロパートキナとヴィシニョーワは、やはり別格だった。
「シェヘラザード」のゾベイダには気品ある切なさを感じ、本当の愛とは何かを考えさせられ、「瀕死の白鳥」には熱い涙がこぼれた。
◆ゾベイダを踊るロパートキナ。
不貞をはたらく愛妾なのに、哀しみと気品を感じるのは何故なのだろう?
◆ロマンティック・スタイルとは別の役を踊りたかったというロパ様のゾベイダ
◆瀕死の白鳥を踊るロパートキナ。見事なまでの死に際の白鳥の美しさに涙がこぼれた。
◆気品を失わず見事な最後を飾る「瀕死の白鳥」のロパートキナ
「シンデレラ」(第二幕のパ・ド・ドゥ):ヴィシニョーワの艶めくような表現力の豊かさには脱帽だった。
◆表現力の何と艶めかしく豊かなことか...素晴らしいの一言だった。
◆流れるような動きと優雅さ、そして艶めき。ヴィシニョーワの世界そのもの。
*きっと、、、たぶん追記する予定です(^^;
オールスター・ガラ キャスト変更のお知らせ[マリインスキー・バレエ]
【出演者変更のお知らせ】
「オールスター・ガラ」公演の演目、キャスト
【12月10日】
【第1部】「シェエラザード」
ゾベイダ:ウリヤーナ・ロパートキナ
金の奴隷:ダニーラ・コルスンツェフ
【第2部】パ・ド・ドゥ集
「ジゼル」 2幕のパ・ド・ドゥ
アリーナ・ソーモワ /ミハイル・ロブーヒン
「グラン・パ・クラシック」
エヴゲーニャ・オブラスツォーワ/マキシム・ジュージン
「シンデレラ」パ・ド・ドゥ
ディアナ・ヴィシニョーワ/イーゴリ・コールプ
「瀕死の白鳥」
ウリヤーナ・ロパートキナ
「タランテラ」 (ピアノ・ソロはリュドミラ・スヴェシニコワ)
ヴィクトリア・テリョーシキナ/レオニード・サラファーノフ
【第3部】 「海賊」組曲
メドーラ:アリーナ・ソーモワ
コンラッド:エフゲニー・イワンチェンコ
アリ:ウラジーミル・シクリャローフ
ギュリナーラ:エフゲーニヤ・オブラスツォーワ
3人のオダリスク:マリーヤ・シリンキナ/ヤナ・セリーナ/エリザヴェータ・チェプラソワ