ウィーン交響楽団ジャパンツアー① |
ファビオ・ルイジ Fabio Luisi (首席指揮者 / Principal Conductor)
ウィーン交響楽団 Wiener Symphoniker
◆5月25日(火) 19:00 サントリーホール
ブラームス:交響曲第2番
Brahms: Symphony No.2
ブラームス:交響曲第1番
Brahms: Symphony No.1
残念ながら・・・
指揮者・オケとこちらのマインドが...違った。(^^;
ブラームスの演奏の難しさを再認識。
そういう意味では勉強になった。
それにしてもブラームスの後にアンコールがヨハン・シュトラウス2世の
「ピチカート・ポルカ」とは...。
その上、ブラームスよりアンコールの方が上手いなんてね。一体何なの?(^^;
ま、次回に期待しましょ。
ウィーン交響楽団のジャパンツアー初日。
東京に続いて、大阪、福岡、愛知、東京、浜松などをツアーでまわる。
彼らウィーン交響楽団の拠点はコンツェルトハウス。
年間200近い演奏会をこなすオケ。
超有名なウィーン・フィルハーモニーはオペラ座のオーケストラで全く別の組織。
比べるのはコクだ。
彼らの演奏だって日本のオケのハイレベルに相当するだろう。
けれど残念ながらブラームスの音楽は伝わってこなかった。
各パートの音も何か妙(=変)で、バランスもいま一つという感じ。
ちゃんと弾いているだろうけれど、、、
覇気とかイキイキした「今まさに音が生まれでて音楽を創りあげている瞬間なんだ」とは
全く感じずじまい。(T_T)
改めて、比べるのはコクだけれど、、、「格」が違うことを再認識。
技術や力量だけでなく、素人だって感動する演奏が出来るのだから、プロとしてのプライドと
オケの面目にかけて研鑽を積んでほしいものだと思った。
オケだけ責めるわけにはいかないだろう。
指揮者のルイジ氏にももっと頑張って戴きたい。
歴史あるオケに対して偉そうなことを書いた。
あくまで個人的意見ですので、これから演奏を聴かれる方は偏見を持たれず
ご自分の目と耳と心でしっかりと観賞されますように。
失礼はお許し下さい。