ロイヤル・バレエ「マイヤリング」6/24観賞記 |
先ほど帰宅。
素晴らしい作品で非常に胸に響いた。
バレエというもののイメージをまた塗り替えられた感じがする。
ルドルフはもちろんだが、登場する人物それぞれに感情移入でき、切なく苦しかった。
三幕でのルドルフとマリーのパ・デュ・デュにはあまりにも狂おしく思わず涙がこぼれ出た。
縁あって観ることになった作品ではあるが、「マイヤリング」は傑作だ。
振付、音楽、構成など全てが最高レベルで質の高い作品だと思う。
ダンサーにとってもリスクが高いと思うが、やりがいのある作品だろう。
ワトソンもガレアッツィも素晴らしい踊りであった。
テクニカルなところはもちろんだが、内面表現の豊かさという点でもハイレベル。
ベストカップルの舞台を観ることが出来て本当に幸せだった。
(追記するかも...)
◇英国ロイヤル・バレエ団
「うたかたの恋」 2010年6月24日(木) 於:東京文化会館
ルドルフ:エドワード・ワトソン(オーストリア=ハンガリー帝国皇太子)
男爵令嬢マリー・ヴェッツェラ:マーラ・ガレアッツィ(ルドルフの愛人)
ステファニー王女:イオーナ・ルーツ(ルドルフの妻)
オーストリア=ハンガリー帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ:ギャリー・エイヴィス(ルドルフの父)
エリザベート皇后:タラ=ブリギット・バフナニ(ルドルフの母)
伯爵夫人マリー・ラリッシュ:サラ・ラム(皇后付きの女官、ルドルフの元愛人)
男爵夫人ヘレナ・ヴェッツェラ:エリザベス・マクゴリアン(マリー・ヴェッツェラの母)
ブラットフィッシュ:ブライアン・マロニー(ルドルフの個人付き御者、人気者の芸人)
ゾフィー大公妃:ウルスラ・ハジェリ(フランツ・ヨーゼフの母)
ミッツィ・カスパー:ラウラ・モレーラ(ルドルフの馴染みの高級娼婦)
ベイミードルトン大佐:平野亮一(エリザベートの愛人)
四人のハンガリー高官:セルゲイ・ポルーニン、ヴァレリー・ヒリストフ、蔵健太、
トーマス・ホワイトヘッド(ルドルフの友人たち)
カタリーナ・シュラット:フィオナ・キム(独唱)
アルフレート・グリュンフェルト:ポール・ストバート(ピアノ独奏)
エドゥアルド・ターフェ伯爵:アラステア・マリオット(オーストリア=ハンガリー帝国の首相)
ホイオス伯爵:ヨハネス・ステパネク(ルドルフの友人)
ルイーズ公女:ロマニー・パジャク(ステファニーの妹)
コーブルグ公フィリップ:デヴィッド・ピカリング(ルイーズの夫、ルドルフの友人)
ギーゼラ公女:サイアン・マーフィー(ルドルフの姉)
ヴァレリー公女:フランチェスカ・フィルピ(ルドルフの妹)
ヴァレリー公女の子供時代:リャーン・コープ
マリー・ヴェッツェラの子供時代:マーラ・ガレアッツィ
ロシュック:ミハイル・ストイコ(ルドルフの従者)
ラリッシュ伯爵:ベネット・ガートサイド
その他、来客、メイド、娼婦、紳士、使用人、侍女など:英国ロイヤル・バレエ団
指揮:バリー・ワーズワース
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
◆上演時間◆
【第1幕】 18:30-19:15 (休憩 20分)
【第2幕】 19:35-20:30 (休憩 20分)
【第3幕】 20:50-21:30