BCJ 第90回定期演奏会 |
◆Battistero di San Giovanni (サン・ジョバンニ礼拝堂)@ Firenze Aug '10
◆BCJ 第90回定期演奏会
J.S.バッハ:教会カンタータシリーズ Vol.58
~ライプツィヒ時代1727~1729年のカンタータ 2~
2010年9月15日(水) 19:00
J.C.フォーグラー 《イエスの苦しみ、痛みと死》*
カンタータ
《わが片足すでに墓穴に入りぬ》 BWV156
《見よ、われらエルサレムにのぼる》 BWV159
《神よ、汝の誉れはその御名のごとく》 BWV171
《われはわが確き望みを》 BWV188
レイチェル・ニコルズ(ソプラノ) ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
ゲルト・テュルク(テノール) ペーター・コーイ(バス)
今井奈緒子(オルガン前奏)*
鈴木雅明(指揮)/バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱&管弦楽)
内省的な曲ながら非常に質の高い演奏だったと思う。
いい意味での緊張感と音楽性の充実が感じられた。
管弦楽も合唱も、ソリスト達もとても素晴らしかった。
このようなプログラムこそ大事にされるべきものだ。
聴いている聴衆も、演奏者も充実した時間を過ごせたように感じた。
20周年を迎え、ますます充実のバッハコレギウムジャパンである。
いい時間を過ごせ満足。
写真はフィレンツェの中心、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の礼拝堂の天井画。13世紀のモザイク画「最後の審判」。中は付室のないシンプルな八角堂。ロレンツォ・ギベルティによる東側の扉「天国への門」(ミケランジェロ命名)が有名。
BCJの今回のカンタータを聴いていて、夏に見たこの天井画を思い出した。
礼拝堂は見学出来るようになっているので大勢の人で混雑していたが、ひとりこの中で佇めばまさに神と向き合うことになるだろう。神と向き合うということは自分と向き合うということだ。
努力しても瞑想する時間を持つべきだと思った。
◆Battistero di San Giovanni (サン・ジョバンニ礼拝堂)外観 @ Firenze Aug '10
この空気の色、こちらでは得難いですよね。
素敵です。
こんばんは。いつもコメント有難うございます。(^^
フィレンツェについてしばらくすると雨が降り出したのです。
あっという間に人々は駅へ、カフェへ、教会の中へと雨宿りに。
しばらくするとパッと空が晴れて心地よい風が吹きました。
ちょうどその頃に撮った一枚です。(^^
空気の色かぁ...何が違うんでしょうかね?
中も外も八角形というのがよく分かる礼拝堂です。
この脇が有名なサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。
ドーモーのてっぺんまで上がりました。(そのうちご紹介しますので)
観光客もこの周辺で大勢歩き回っています。