糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
糸瓜咲て痰のつまりし仏かな
をととひのへちまの水も取らざりき
痰一斗糸瓜の水も間にあはず
ご存知、俳人 正岡子規の絶筆三句。(18日午前)
1902年9月19日 子規絶命。 享年36歳。
植物園の糸瓜を見て思い出した次第。
へちま水を取っていたのでハッと思い出しました。
亡くなってから既に一世紀を超えたんですね。
子規はなぜか惹かれる俳人なのです。
こんばんは。ご無沙汰してすみません。(^^;
俳句に詳しいわけではないのですが、子規の句には、なぜかどこか惹かれるのです。
今どきは糸瓜でゴシゴシなんて人も少なくなりましたが、昔我が家では庭で糸瓜を作っていたようです。
(可愛い男の子が写ったセピア色の写真が出てきました。笑)
天才の寿命は何故か短いですね。
重い病気にも関わらず、最後まで俳句を作り続けたことは、あっぱれとしか言いようがありません。
せめて日々精一杯生きていかなければと思います。