旅の思い出とともに... |
■ザルツブルグの街 、周辺の山々 Aug.'08(拡大します)
夜になると気持ちが落着いてくるから秋の夜は不思議だ。
今宵の一曲、、、
昨日に続いて、静かで癒されるような曲が頭に浮かんで仕方ない。
大好きなモーツアルトのこの曲は、多くのソプラノ歌手が挑む曲だろう。
ボーイソプラノの不安定な感じを味わいたい気もしたが、なにぶん音が悪過ぎる。
今宵は、ザルツブルグ生まれのソプラノGenia Kühmeierの歌をチョイス。
聴いているうちに、教会の中から飛び出して、ザルツブルグの街並やその向うの山々を、まるで羽ばたきながら俯瞰しているイメージが脳裏に浮かんできた。昨年の夏の相棒との二人旅、そして若かりし頃のリックを背負っての一人旅のことを思い出す。
昔のことばかり思い出している今日この頃、、、。
これって歳のせいなんだろうか?
優しい気持ちになって秋の夜を過ごすのも素敵じゃないか。
空を見上げると雲間に月。
明日は十三夜だそうだ。「十三夜に曇り無し」というのだそう。
だから、明日はきっと晴れるだろう。
今月もそろそろおわり。
♪Austrian soprano Genia Kühmeier sings Mozart's "Laudate Dominum" from the "Vesperae de Confessore", K. 339
Christmas in Vienna, Wiener Konzerthaus, 2008
聖証者のための盛儀晩祷<ヴェスペレー>ハ長調より「ラウダテ・ドミヌム」
Laudate Dominum of Vespere solennes de Confessore KV339 in C Major
by Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
Laudate Dominum omnes gentes,
laudate eum omnes populi:
Quoniam confirmata est supernos misericordia ejus.
et veritas, veritas Domini manet,
manet in aeternum.
Gloria patri et filio et spiritui sancto,
sicut erat in principio
et nunc et semper et in saecula saeculorum.
Amen.
「ラウダテ・ドミヌム」 ヴェスペレーというのは晩課(夕べの祈り)のこと。
「ラウダテ・ドミヌム」はその5番目の曲。
モーツァルトのザルツブルク時代最後の年(1780年)に宮廷オルガニストとしてザルツブルクの教会のために書いた曲。
「SACRED MUSIC 教会音楽集」より一部お借りしました。
モーツアルト24歳の作品。
F log 先日の其の壱、其の弐のように、なにかのきっかけで突然懐メロに走ることはあるものですが お世話になっているAさんHさんのblogでHさんがバロックとクラシックの夕べ という記事を書かれました。 大好きなモーツァルトのヴェスペレK.339のことが載っていたので嬉しくなり、手持ちの CDを片っ端から聴いているところです。そんなきっかけがなければ何年もほったらかし のくせに現金なもんです。おまけに便乗でlogまで書いてしまうとは・・・トホホ{/face_ase2/} ヴェスペレK.33...... more
「ラウダテ・ドミヌム」は好きな歌手だと脳までとろけそうになります(笑)
アマデウス24歳の作品と聞くと、あらためて天才ぶりを感じずにはいられません。
私たちもまたザルツに行きたいです~
こんばんは。嬉しいコメントとTB有難うございました。
何気なく大好きな曲をと選んだのですが、、、アマデウスは「才能がある」というのを越えていますね。
作った曲というよりも、それこそ降りてくるものをそのまま楽譜に写したかのようです。
相棒はモールアルトが一番好きな作曲家ですので、何かと学ばされて今に至っております。(苦笑)
こんな曲を聴いていると、またザルツやウィーンに行きたくなりますね。(^^)v