静けさと...靄の先に何が見える? |
■'Water Falls' by Hiroshi Senju
昨夜の音楽会にまだ浸っている。
感動を覚えた演奏はしっかりと我が魂に響いて記憶される。
明け方から冷え込んだ。いよいよ冬の到来か。
降り続ける雨の中を車を飛ばして仕事へと向かう。
空は靄って前方遠くはよく見えない。
足元をエアコンの暖気が繰るむ。
雨粒はますます大きくなって、ワイパーが動く度に視界がひらけるのだが、すぐに遮られ...の繰返し。
昨夜聴いたシベリウスがずっと頭の中で鳴っている。
目の前に広がる雨の風景と妙にマッチしてイメージが膨らむ。
さびし気なのだが、それだけでもない。
色々なイメージが交錯して複雑に絡み合う?
ロシアとはまた違う北欧の作曲家シベリウスの作品。
彼の音楽も独特のものがあるが、初めて聴いたこの曲は誰の作品か分からなかった。
後に公表されてシベリウスのものと知った。
短い一曲だがいい曲だ。これはかなり名高い曲だろうと思う。
昨夜の記念に「今宵の一曲」としてココに残そう。
♪ジーン・シベリウス作曲「悲しいワルツ」
(Jean Sibelius :Valse Triste from Kuolema for orchestra OP 44)
♪Royal Concertgebouw Orchestra
Mariss Jansons, conductor
東京(たぶんNHKホール?昨年'08)での演奏会の収録
YouTubeを巡っていると、2009年4月にサンクトペテルブルグでのバイエルン放送響とヤンソンスの演奏があった。まさに彼らの演奏なのだが、どうにも録音が気に入らないので、記念に残しておこう。
*Wikipediaより〜『クオレマ』(フィンランド語: Kuolema)は、アルヴィド・ヤルネフェルトの戯曲。「クオレマ」という言葉は、「死」を意味する。1903年に初演され、1911年に改訂された。義弟のジャン・シベリウスが同名の劇付随音楽をつけたことから有名になった。その中でも、後に単独のコンサートピースに編曲された《悲しきワルツ》が名高い。
BRSOのジャパンツアーの模様を書いたブログ発見!(^^