秋の植物公園へ... |
◆アンジェラ(独)@神代植物公園
秋薔薇のシーズン到来。
秋晴れとはいかないまでも今日しかないと薔薇を観にいつもの植物園へ。(^^
ほぼ満開の薔薇園は早朝からかなりの人出だった。(今は一時間早い朝8時開園!)
好きな方々はよく心得ておられ、タイミングを逃さないのだ。
美しく咲く秋の薔薇は春に比べ若干小さく感じるが、年に二度も愛でることができて幸せだ。
◆ホワイトクリスマス(米)@神代植物公園
大好きなホワイトクリスマスは香りもよく、色は白と言ってもオフホワイト。
気品ある色と香りに包まれて心地よい時間を過ごせた。
園内を約3時間かけて散策。
雑木林、薔薇園、山野草園などなどそれぞれに楽しめてよく出来た植物園だと思う。
車椅子でもほぼ廻ることが出来る配慮もなされているし、人工なのだが人工的過ぎない所がいいのだ。武蔵野の自然を残した雑木林は一番の魅力かも。
いつ来ても、何度来ても何かしらの発見があり、植物の不思議に驚かされるのだから。(^^
他にも色々見てきたのだが、そちらは追々。
童心に戻って、思わず拾い集めた黄色い葉は「カクレミノ」の葉。変異が多く、葉の形状が変わっていくらしい。小さいものと大きいものではかなり形が違う。(^^
*カクレミノ(隠蓑)とはウコギ科の常緑亜高木。
◆「カクレミノ」の落ち葉を集めて@神代植物公園カフェにて
いつものようにランチは深大寺そば、デザートはそば粉の入った団子、草餅。(笑)
清々しい秋の日を過ごせた。
さて、今宵の一曲は、、、
実は植物園にいる時に、相棒に「今聞きたい曲って何?」と聞いてみたら
シューマンのピアノ曲が聴きたいかなぁとの応え。
リクエストは「森の情景」第一曲「森の入口」(0:08〜2:28)。
今の気分にとてもフィットしている...。(^^
三曲目の「もの悲しい花たち」(3:55〜)もいい。
◆Kempff plays Schumann 'Waldszenen', op.82 (I)(1974)- 1.Eintritt / 2.Jäger auf der Lauer / 3.Einsame Blumen
◆シューマン : 森の情景 / Waldszenen Op.82
<解説 >シューマンのよく知られているピアノ曲の多くは、20代に書かれたものだが、この《森の情景》は、歌曲や室内楽を多産した時期を経たのち、1848年暮れから翌年にかけて作曲された。完成までには約ひと月を要した。ピアノ作品としては実に10年ぶりの作品。
以前のピアノ作品と比べ、文学と音楽との結びつきは深みを増しているようだ。各曲はロマン派詩人たちの描いた「森」をモチーフに作曲されたと言われ、当初は各曲のモットーとして詩を添える予定であったという。しかし出版に際しては、第4曲目の<呪われた場所>にフリードリヒ・ヘッベルの詩が添えられているのみである。ドイツ・ロマン主義者の文学者、とりわけ詩人にとって、「森」とは、静寂・活気、神秘、憧憬、といった多様な趣を持つものであったようだ。
第1曲目 Eintritt <森の入り口> 変ロ長調 4分の4拍子 速すぎずに
明るく始まるものの、陰と陽の対比がみられる曲。メロディーが高声、内声、低声と様々な音域で歌われる。
第2曲目 Jäger auf der Lauer <待ち伏せる狩人> ニ短調 4分の4拍子 非常に活き活きと
<森の入り口>から一転して、激しさを貫く曲。左右の手がユニゾンとなる部分が効果的に挿入されている。
第3曲目 Einsame Blumen <もの悲しい花たち> 変ロ長調 4分の2拍子 質素に
訴えかけるかのように、メロディーが上に下に曲線を描いていく。簡素な伴奏は、このメロディーを非常に引き立てている。〜PTNA ピティナより拝借
高級なバニラアイスクリーム色.. 溶けてしまいそう。。
(バニラの花を見たことないのに..すぐに、食べ物の方に心が..)
秋のバラが終わると、いよいよ寒い日が出てくる..
季節が変わる前のような気がします。
綺麗な写真を見せて頂き、明日からも頑張れそうです!!
こんばんは!
花や草花に興味のない方は「綺麗ね」で終りですが、、、
花の色、形、香り、実のつき方、葉っぱ等々、不思議なことはいっぱいあって、季節によって気づくこともあるし、好きになれば面白いことだらけですね。
このホワイトクリスマスは、オフホワイトのいい色の上、とてもいい香りがするのです。かなり強い香りですが品のある香りですので、とても癒され気分もいいです。
暑い暑い夏を越え、花をつけ咲かせる薔薇は大変です。
手入れも大変でしょうが、植物の持つ強さに力をもらえますね。
季節は着々と次への準備をはじめているのでしょう。
元気で秋を楽しみたいものですね。いつもありがとうございます。