「家族狩り」読了 |
天童荒太著「家族狩り」をようやく読み終えた。
読み終えて、、、「はぁーっ」と、大きく息を吐き出さずにいられなかった。
目を覆いたくなるほどの登場人物の行動が、一体どこから起こるものなのか?
何故そこまで、、、色々な思いが交錯しつつも惹きつけられ読まずにいられなかった。
最後の最後まで読んで、、、そこに救いが見えたと言えるのか?
人を愛すること、関わり、、、様々な人間模様を疑似体験しながら読み終えた。
大きなため息はついたが、そのため息の向こうに何かしら心に感じるものを得たように思う。
辛くもあったが、読んでよかったと思う。
*この作品は文庫本化する際に大きく書き換えられている(別作品と言えるほど)。
そちらも読む予定だが、作家本人のインタビュー記事が興味深い。